【読書感想文】たった一人の熱狂 見城徹
骨 太 度:★×0
出典明示度:★×0
読みやすさ:★★★★
総合 評価:★×4
手にとったキッカケは堀元見のビジネス書100冊企画で評価が比較的高かったのと、なんか名前見覚えあるなと思って調べたら覚醒剤で逮捕されて満身創痍の尾崎豊を復活させた凄腕編集者だったから。
堀元見も尾崎豊もキッカケではあるけど、結局の所ブックオフで100円で売られてたから買ったんだけどね。
他のこの手の本と違って幻冬舎の設立は望んで行ったものではないから、起業しよう!みたいなのがなくてめっちゃいい。見城徹は新卒で入った広済堂を辞めて、角川書店でアルバイトを経て編集者として雑用から始め、最終的には41歳にして角川の取締役にまで成り上がった。だが取締役に就任してから二年も立たないうちに、師と仰ぐ社長の角川春樹が麻薬取締法違反で逮捕され解任に追い込まれてしまった。角川春樹に筋を通すために見城も共に角川書店を去り、編集業を続けるために設立したのが幻冬舎である。
情熱的だがネガティブな人物で、
早朝には永遠が見えるとすら思う。しかし、「今日もまた1日死へ近づくのだ」という冷徹な事実を確認し、「悔いのない1日にするぞ」と奮い立ち、朝という鳥羽口から残りの人生を照射するのだ。
みたいなことが書いてある... ネガティブなだけの文もあり、
僕にとって、1日の終わりは毎日が後悔だ。何もかも自分の思い通りになった日など、これまで1日としてない。
ということも書いてある。
編集者だけあって内容はともかく文章にはパワーがある。この本の見城徹の言葉で一番刺さったのはこれかな。
感想を伝えるということに無頓着な人とは僕は付き合えない。感想を伝えることは、人間関係の最初の一歩だ。感想を言わなければ、初対面から始まった人間関係が滋味深いものへと発展することはない。
泣いたよね。なぜ俺はこんなことすらできないのだろう。なぜ小学生の時に先生はこれを教えてくれなかったのだろう。保育園から人生やり直したい。あととりあえず見城徹に会ったらまず「たった一人の熱狂」めっちゃ面白いっすねって言わないと...
ただ赤軍派やテロリズムを結構堂々と支持しているのは許せない。テルアビブ空港乱射事件を境に、学生運動という革命ごっこの活動を辞めたと書かれているが、無差別テロで革命が成功した試しがない以上、テロリズムすらも革命ごっこにすぎないのではないか。(←追記: これコードギアスでも同じこと言ってた)この場合における死の覚悟は本当にすごいのだろうか。失うものがない人にとって(自殺率を考えても)自死を選ぶことはそんなに難しくないだろうし、そのような人の死の覚悟に対して畏敬の念を抱くのはおかしいと思う。
閑話休題、でも実はこの本で一番おもしろいと思ったのは見城徹の言葉ではなく、最後についてる秋元康の解説なんだよね。
書き言葉にするより、話し口調のままの方がいいんじゃないかな。つまり”見城徹”っていう人は「語りたくなる人」だと思うんですよね。… ということは、やっぱり”見城徹”という人が精力的に”生きている”ということなんだよ。これがすごく大事で、なかなか人の話題に上がらない人っていうのは、イメージだったり、行動だったり、生きているというものが止まっていて…
語りたくなる人、いいね。目指したいね!
太陽が燃えなくなったら太陽じゃないように、熱狂しなくなったら人間じゃないし、生きている意味がないんだよね。… だけど僕なんかは、仕事でもなんでも「まぁいっか」「これくらいでいいかな」って思っちゃう。
表現的確すぎるだろ。
僕も含めて多くの人は、都合の悪いことや面倒なことは忘れようとする、あるいはなかったことにする、あるいは論点を変えて、傷つかないように真実の刃を躱す。
表現かっこよすぎるだろ。これから言い訳しちゃった時は、「つい真実の刃を躱しちゃった」って言おう。避けないほうがおかしい気すらするし。
正直あんまりイメージ良くなかったけど一気に秋元康に興味出てきた。
引用したい文・レトリカルな表現
p.27 「なぜそこまで仕事に熱狂できるのか」とよく聞かれる。僕の場合は、死の虚しさを紛らわせるために他ならない。
p.53 作家には本物もいれば偽物もいる。内面に巣食う暗澹たる魔物を、直截的に描く。あるいは、自分の身の底に魔物が棲むことを読者に予感させながら、美しい水面でさざ波がきらめくかのように心の襞を描き切る。本物の作家がいる一方で、魔物や異端を偽造し無頼を気取る作家もいる。自分は所詮偽装してしか書いていないのだ。
p.59 大衆は愚かではない。大衆の支持によって数字を弾き出すコンテンツは、おしなべて優れているのだ。愚かなのは、数字を曖昧にして自分の敗北を認めない表現者や出版社の方なのである。
p.63 「あなたの一番のセールスポイントは何ですか」と問われれば、僕は「自己嫌悪です」と答える。自分が駄目になっていることを自覚できない人間は駄目だと思っている。
p.68 二次会でカラオケに繰り出すなど愚の骨頂だ。時間の無駄でしかない。カラオケがガンガン流れているところでは重要な話なんてできないし、お互いに自己満足な歌を歌い合って2時間も過ごすなど、時間がもったいなくてかなわない。
これ滅茶苦茶笑った。カラオケの誘い断る時に言ってみたい。笑
p.89 会議に要する時間を計算してみるといい。1時間の会議に10人が出席していれば延べ10時間、その会議を3回くり返せば延べ30時間だ。これだけの時間を集中して仕事をすれば、どれだけの成果を上げられることか
普通に説得力あるよね。クリシェっぽいけど。
p.114 「癒着」と「人脈」は似て非なるものだ。僕は「人脈」という言葉を聞くと虫唾が走る。…大勢の人間が集まる場で名刺を渡し、通り一遍の薄っぺらい世間話をしたところで、癒着と言えるまでの濃密な関係を築けるわけがない。
p.133 仕事ができない人間には決まって共通点がある。小さなことや、片隅の人を大事にしないことだ。そんな人間に大きな仕事ができるわけがない。
p.143 任侠の世界に「安目を売らない」という言葉がある。下手に出る必要のない場面でへりくだり、相手に借りを作る。それが弱みとなり、相手を優位に立たせてしまう。
p.185 これから起業するという時に「人のために貢献したい」と平気で言う人は、いつまでもそういうことを言っていればいいと思う。
これも滅茶苦茶笑った。別にいいだろ。笑
p.242 サイバーエージェントの社員はすさまじい情熱に燃えている。驚いたことに、彼らは誰に指示されるでもなく自主的に「先送り撲滅会議」を開いているのだ。先送りこそビジネスの最大の敵だ。
p.270 麻雀を考えた人は天才だと思う。まるで神様が考えて作ったかのようだ。麻雀くらいよくできたゲームはない。
過言
p.321 “見城徹”に他人事はない。全部自分事なんだよ。”見城徹”はやっぱり作家なんだって。すべて主観で、客観性がないんだよ。こどもは客観性がないから自分で物を見るでしょ。でも歳を重ねるごとに、客観的になっていく。自分が主役じゃなくなっていくわけ。だから老人は、すごくいい人になっていく。それで、熱くならなくなるわけ。
そう俺もこどもだ!でも他人事ばかりだからたちが悪いけどね。
(終)
Next.jsでReactのライブラリが動かない時の対処法
結論
Next.jsのDynamic importを使おう!
解決した例
@react-google-maps/apiというReactのライブラリを用いてGoogle Map上にルート (Polyline) を表示したかった... のだが、地図自体は表示されるけどそのchildrenに指定したPolylineやその他 Polygon, Marker などが一切表示されなかった... イライラ...
// pages/index.jsx import { GoogleMap, Polyline, useJsApiLoader } from '@react-google-maps/api' const Home = () => { /* 本題と関係ないところは省略 */ return ( <> {isLoaded && ( <GoogleMap mapContainerStyle={{ height: '400px', width: '800px' }} zoom={2} onLoad={onLoad} onUnmount={onUnmount} > <Polyline path={path} options={options} /> </GoogleMap> )} </> ) } export default Home
ここで、試しに素のReactでやってみた
おい!フツーに表示されるじゃあないか!
window is not definedとかいつものNext.jsのSSR由来のエラーは表示されていなかったから気づけなかった
色々試行錯誤した末、Dynamic importにたどり着いた
// components/googlemap/DynamicPolyline.jsx import { Polyline } from '@react-google-maps/api' const DynamicPolyline = ({ path, options }) => { return <Polyline path={path} options={options} /> } export default DynamicPolyline
// pages/index.jsx import dynamic from 'next/dynamic' const DynamicPolyline = dynamic(() => import('components/googlemap/DynamicPolyline')) /* あとはPolylineをDynamicPolylineに置き換えるだけ */
これでちゃんと動くようになった、めでたしめでたし👏
疑問点
このあとわざわざ自前のコンポーネントにしなくてよくね?と思って下のコードにしてみたけど無理でした... なんでだろう...
const DynamicPolyline = dynamic(() => import('@react-google-maps/api').then((mod) => mod.Polyline) )
【読書感想文】もし研究室の教授がドラッカーの『マネジメント』を読んだら
骨 太 度:★★★
出典明示度:★
読みやすさ:★★★★
総合 評価:★×8
私六車は、読んだ本すべての読書感想文を書くことにいたしました。理由は色々ありますが、インスタのストーリーだと思って気軽に読んでください。インスタをまともにやるつもりがないので、その代わりです。
まず、1ページ目の
二◯世紀の初めには、「お仕事は何ですか」と聞いたが、今日では「お勤めはどちらですか」と聞く。
という掴みがいい。二◯世紀の初めのことは知らないけど妙な納得感がある。まあ、知らないけど。
本書の主張を箇条書きでまとめると、
- 組織化の目的は個人の能力の単純な和を超えることであり、凡人をして非凡なことを行わせることである。この事の実現がマネージャーの役割である。
- 人は機械ではないので、働きがいを持たせることが最も重要である。誰もが責任を持って仕事ができるようにしなければならない。しかし、上司・部下・同僚を評価し、尊敬していなければ責任を与えることなどできない。よって、仕事のうえの人間関係は、尊敬に基礎を置かなければならない。
- 具体的な働きがいの条件は①生産的な仕事②フィードバック情報③継続学習
- 誰もが責任を持つ = 誰もがマネジメントする。
- 地位と機能は切り離さなければならない。例えば、少佐は地位で、大隊長は機能上の肩書である。
- マネジメントのうち特にマネージャーという機能を持たせる人には、真摯さが必要である。
- マネジメントはマネージャーが専念しなければならないほど時間を要する仕事ではない。十分な仕事を持たないことも害であるので、自らも仕事をするべきである。補佐役はあくまで訓練であって、マネージャーの仕事ではない。
- 組織構造の最適解はそれぞれの組織によって異なる。ただし、評価基準はあっても正解はない。(パッと思いつくような職能別組織にはイノベーションが起こりにくいなどの欠点もある)
- 経済活動の本質とはリスクを冒すことである。したがって必ずイノベーションが必要である。
- 起業家のそれとは異なり、組織のイノベーションは、戦略的に行うことができる。(製薬会社のように)
大体こんな感じだろう。自分があまり知らない分野なのもあって、適度な意外性と納得感があって良かった。
ただし、論文や研究を引用したりとかは全くない。成功例のようなものは挙げられることもあるが、全体でも両手両足で足りるくらいの実例が示される程度である。納得さえできれば逆に読みやすくていいかもしれない。
もし研究室の教授がドラッカーの『マネジメント』を読んだら
さて、この本を読んでいて一番最初に思ったことは、研究室の教授に必ず読ませるべきだなということだった。おそらく本書の全ての逆を行っている所が多い。ドラッカーはこの本の悪い例として日本の研究室をのせたら良かったのではないだろうか。
「われわれの事業は何か」を問うことこそ、トップマネジメントの責任である。
幸い私の研究室は違ったけれど、ある友人は生徒の自主性(笑)に任せられテーマさえ与えられなかった。
人間関係は、尊敬に基礎を置かなければならない。
組織化の目的は、個人の能力の単純な和を超えることである、というのがまず前提にないのだろう。だから、無能で不勉強である学生たちを尊重することなどない。
予算型組織では、成果とはより多くの予算獲得である。
学生には給料が払われることがない。だから予算には興味がない。成果は学位に置き換えられており、そこに致命的な問題がある。要は卒業できればいいってやつだ。(しかも諸外国の修士・博士には学費を免除した上で初任給程度以上の給料が払われている!はっきり言って日本の大学院生は全員バカだ)
上司はただ一人の原則
そもそも上司は誰だ?教授は口を出すだけではないか。先輩方には質問したりもしたが、もちろん一人ではない。
日本の大学院生へ
まだこんな環境で働いているのかい?それなら俺と一緒に生産的な活動をしようよ。
引用したい文・レトリカルな表現
p.17 販売とマーケティングは逆である。… マーケティングの理想は、販売を不要にすることである。
ここでいう販売は多分営業のこと
p.38 経済活動の本質とはリスクを冒すことである。
p.126 地位と機能は切り離さなければならない。軍では昔から行っている。少佐は地位で、大隊長は機能上の肩書である。
p.127 専門家とマネージャーの違いは部下を持つかどうかである。
p.128 部分の和よりも大きな全体、すなわち投入した資源の総和よりも大きなものを生み出す生産体を創造することである。それは、オーケストラの指揮者に似ている。...
p.133 「後家づくり」の仕事は設計しなおさなければならない。十九世紀半ばの大帆船全盛のころ、船会社には「後家づくり」とよばれる船が現れることがあった。なぜかはわからないが頻繁に事故死を起こした。分別ある船主は、そのような船を思い切って解体した。今日の組織にも、理由はわからないが、その仕事についた優秀な者が次々に倒れる職務がある。
理由ぶん投げてて笑った
p.133 マネジメント限界の法則は階層の積み重ねによって解決できる。
p.136 エリートの半分は、四◯代にもなれば、口がうまいだけだったことが明らかになる。
能弁だが知識がない人はただ勉強するだけでいいし、相当他に秀でた能力がなければ多少勉強した訥弁な人よりビジネスをやっていけそうなもんだが...
p.145 組織の目的は、凡人をして非凡なことを行わせることにある。
p.145 あらゆる組織が、事なかれ主義の誘惑にさらされる。だが組織の健全さとは、高度の基準の要求である。成果に百発百中なものはない。
p.173 あらゆる学問が対象の定義からスタートする。… ところが経営科学は、他の学問が開発したコンセプトと方法論を借用することからスタートした。経営科学者は科学的であるということは定量化することであると単純に考えている。
p.182 最終決定を下すことのできる者がいなければならない。さもなければ、組織は単なる議論の場と化す。
p.196 人の気持ちを気にしなければならない状況は、最悪の人間関係である。このような症状を持つ組織は、だいたいが人員過剰となっている。
p.196 調整役や補佐役など実際の仕事をしない人たちを必要とするようになることである。
p.199 ゴシックの教会では自分がどこに立っており、どちらに向いているかがわかる。キリスト教の秘跡を知らなくとも、建物の目的や、建物と目的の関係をただちに知る。… これに対して、近代ビルはそれ以上単純にできないほど単純化されている。… 案内図や標識なしに近代ビルから外へ出ることは困難である。(単純さと明快さの違い)
p.221 結局のところ、ボトルネックはボトルのトップにある。
p.226 トップマネジメントの役割が要求するさまざまな体質を一人で併せ持つことは不可能である。
p.230 企業の統治機関である取締役会が、企業の破局に際して、問題の発生を常に最後に知らされる集団だった…
p.242 売却、切り捨て、縮小はマネジメントにとっては好ましくない戦略である。… しかし、これはあらゆる点で最も成功しやすい戦略である。
p.245 「うまくいかなくなりそうなものは、いずれうまくいかなくなる」マーフィの法則
この翻訳酷過ぎて笑った、それはそうw としかならない。Wikipediaでは「失敗する可能性のあるものは、失敗する。」と訳されている。
p.249 市場による統合の方が成功しやすい。かつてRCAはラジオやレコードプレーヤーの一流ブランドだった。… したがって、レンジや冷蔵庫の急成長市場へ進出しようとしたことは当然だった。技術を持っていた。流通チャネルもあった。だが、同社は品質の良さで知られていたにもかかわらず、台所器具では成功しなかった。顧客である主婦にとって、台所と居間は別の世界だった。
p.268 イノベーションには、確率分布に従うものと起業家が行う確率分布の端にある大きなイノベーションの2種類がある。(要約)
p.271 優れたアイデアというものは、常に非現実的であることを知らなければならない。優れたアイデアを手にするには、多くのばかげたアイデアが必要であり、両者を簡単に識別する手だてのないことを知らなければならない。いずれも、現実性のないばかげたものに見え、同時に素晴らしいものに見える。
ゴシック教会と近代ビルの話はシンプルであることについて話す時のアナロジーとしてめっちゃいいと思う
後これとか社長やリーダーに歯向かいたい時に使えそう、
「結局のところ、ボトルネックはボトルのトップにある!!」
(終)
話すように書く (Write Like You Talk)
なんとなく、話すのが得意じゃない。自分の中で考えるときにすごく集中していれば言語を使って思考できる。けれど、人に話すときは視界の情報を整理するのに脳のリソースをほとんど取られているから、理路整然と話すのはほぼ不可能だ。基本的には思い出しているだけであって考えながら話しているわけじゃないんだと思う。
まあそれは仕方ないとして(というよりほぼすべての人間がみうらじゅんの様にウィットに富む発言ができるわけじゃないことはわかっている)少しでも改善しようとまずは書くことから始めようとこの文章とかを書いてみたりしてるんだが... つまり文章というのは何度も推敲できるからそれをできるだけ早くするようにすれば発話の練習になるという理論だ。それが無理でも基本語彙くらいは増えるだろう。
ところでおれって普段はまともな文章を読んだりはしないんだけど、ポール・グレアムの(日本語訳の)エッセイはよく読むんだよね。
話すように書く。なるほど。間違いない。話し言葉は語彙や表現を書き言葉から減らされたものだと個人的には思っているからわかりやすいのも当然だ。
実はちょっとは本みたいなものを読みたいと思っているんだけど、そうにもいかない理由があって、大学生になってからずっとこのローマ人の物語のカエサルのところの上下巻を読もう読もうと思っては時々数ページ読んで、4年かけて上巻がやっと終わりそうみたいな感じなんだけれども、ここだけでも各巻400ページくらいある上に内容の把握が難しい。ローマ世界の地理と民族について振り返りながら読まなきゃ全く理解できない。だが面白い。
内容は難しいけどこの本の文章自体はすごく読みやすくて、まさに話すように書かれていると思う。下調べも含めて1巻1年で書かれているというのだからちょっと自分には想像できない世界だ。おそらく自分のようにあれやこれやと考えるのではなく、作者は書くように話せるし、話すように書けるのだろう。(時々知らない語彙が出てくるんだけど)
何が言いたいかというと、つまり人に読んでもらえるような文章にするにはちゃんと話せる必要があるってことだな。オイオイオイオイ ちゃんと話せるようになるために書き始めたのに、ちゃんと書くためには話せる必要があるってことじゃあないか。
そろそろわかるだろうけど、このエッセイも話すように書いてみた。各文も無茶苦茶だし、構成はもっとひどい。何が話すように書くだ!
話すように書くっていうのはこういうことじゃないんだろうな。ポール・グレアムの他のエッセイで The best writing is rewriting. という、多分なんかの引用なんだろうけど、印象に残っている格言が出てきた。そうか、その場でぱっと考えたような文という意味じゃなくて、変な語彙を使ったり変に複雑な文を作ったりするなというくらいの意味かな。
ちなみに、みうらじゅんはテレビで1年に一回くらい見る謎の人って認識だったんだけど、最近YouTubeで色々観て、まだほんのちょっとしか分かってないんだろうけど、こんなに発想力が豊かで教養があって非常識な面白い人間がいたのか!となったよね。特に会話の切り返しが本当に面白くて、アドリブで予想外のベクトルを飛ばしてくるから、脳が理性を超えて面白いと思っちゃうというか、さ、、、やっぱり表現力・語彙力もないな、、、文を書くことで語彙力が増えるというのも冷静に考えればそんなわけないだろうが、、、じゃあこのエッセイは終わりにさせてもらうよ、、、
Djangoの本番運用で困った — admin・デバッグ・ロギング・高速化 — の解決策
Djangoは7~8年前、バージョンが1.xで、Python2.xが推奨されていた時代から愛用していたけれど、ほとんど悩まされることはなかったように思います。
でも、そのままでは困ったこともありました。以下の3つです。
- admin.py
- デバッグログ
- 高速化(主にプロファイラー)
これらの暫定的な解決策について簡単にまとめておきます。勉強の段階やテスト段階ではあまり関係ないかもしれないですが、Django で本格的なサービスを作るなら必ず役に立つと思います。
1. admin.py
お分かりでしょうが、モデルを追加する度に admin.py を書くのは面倒だってことです。
一応解決策としては、 django-extensions という Python パッケージの admin_generator コマンドを使えば自動生成が可能です。
それでも面倒なので、デフォルトで全て追加して、もし表示したくないものがあれば引き算する形にしてほしいものです。
2. デバッグログ
エラーログは当然表示されるのですが、デバッグログはデフォルトで出力してくれません。本番環境でバグが発生した時など、View 内の変数やロジックを確認したいことがよくありました。
しかも、ライブラリによってデバッグログを出力してくれるものがあるので、設定しておいて絶対に損しないと思います。(特に requests 等の外部と通信するもの)
公式のドキュメントやネットで見つかる方法では settings.py に LOGGING を記述するが、やたらと長いので読む気が失せました。上のPythonの出力レベルを変更するだけのコードならば、ファイル保存こそしてくれないですけど、DEBUG レベルまでちゃんと出力してくれます。ファイル保存は WSGI などを用いてデプロイしていれば、そっち側で出力をロギングできるので全く問題ありません。
3. 高速化(主にプロファイラー)
最後は高速化の問題です。これが結構困ったもので、Django には遅くなる要素がたくさんあります。ちょっと多めに処理を書くとすぐ遅くなります。
第一の選択肢は、公式が用意している解答でもある memcached です。簡単に設定できて、メインメモリー上にキャッシュするのでバカ早くなります。ただ、キャッシュはキャッシュなので、URLが同じで内容が頻繁に変わるようなものには少し工夫が必要になります。
他にも遅くなる要素とその対策があると思います。
ですが、そもそもボトルネックを探ったり、高速化を進めていく指標をみたりするための、プロファイラーが標準で備わっていないのが問題ではないでしょうか。
そこで私は Pythonパッケージの Django Debug Toolbar を導入しています。

CPU 全体や SQL はもちろん、加えて django-debug-toolbar-template-profiler を採用すれば 、Template の処理時間もわかります。
SQL の高速化はよほどのミスがない限り Django 側でできることは少ない(そもそもそれを自動ですることが Django の役割の一つだとも言えます)ですが、意外と Template の負荷は小さくないとわかったりするので、memcached を採用したり、context を変更したりといった策が取れます。
一つ注意しなければいけないとすれば、JSON をレスポンスする時は、加えて django-debug-toolbar-force を採用しなければ表示されないということくらいでしょうか。
実は、該当 View に限ってデバッグログも表示されるようになるので、合わせて採用することで Django 開発は格段に楽になります。もはや必須と言ってもいいでしょう!(終)
大腸内視鏡検査は痛くない、だが辛い
持病の潰瘍性大腸炎がやや悪化していたので、大病院を紹介してもらったら、大腸内視鏡検査をすることとなった。
同世代でやった事がある人も少ないだろうから少しは参考になると思う。
前日の晩ご飯は消化に良いものだけを食べ、当日の朝は下剤を2L飲んだ。下剤は不味くはないが美味くもない。よく混ぜなかったので、最初は味が薄く、最後は濃すぎて吐きそうだった。
病院に行くとまずはケツに穴が空いたパンツに着替えさせられ、それから点滴を打った。少し痛かった。それから横になり、点滴から痛み止めと腸の動きを止める薬を投与された。
そうしてようやく本番である。
率直な感想としてはまず、痛みがほとんどなかったのが良かった。
いや、もしかしたら少し痛かったのかもしれない。
その痛みを知覚させないほどの強烈な
が続く、地獄のような体験だった...
便意には上限がある事がわかった。明らかに上限に達していた。漏れそうで我慢する時の便意とは雲泥の差があった。
想像してみてほしい。大腸は便が存在するだけという弱い刺激で知覚するのだ。直接刺激すればどうなるか。想像できただろうか。
しかも、それが十五分以上続く。
(あとどれくらいで終わるか分からないのも辛かった。)
耐えに耐え、地獄は終わりを迎えた。
(内視鏡を抜き取る瞬間だけはめっちゃ気持ちよかった。)
終わった後少しの間、ガスを注入されていた分が痛いが便意に比べれば大したことはない。
最後はオナラを出す為に30分横になっていた。喉が異常に渇いていたが、それは薬のせいだそうだ。病院で飲むポカリスウェットは美味かった。
辛かったけど、絶対にやった方がいい。大腸がんは男性で11人に1人、女性で13人に1人が罹患するから、治療費の期待値から考えてもお得だろう。
麻酔をかけてもらえるところもあるそうだ。ぜひ麻酔をお勧めする。
余談) 全身麻酔は安全だが、なぜ麻酔がかかるのか100年以上かかってもよく分かっていないというウンチクは、今日においてはもはや誤りなのかもしれない。本当に最新の研究だ。
ビジョンのない起業家
世の中にはくだらない事をするくだらない人間がいる
くだらない事とは何だろうか
ゲームは当てはまるだろうか 自分探しの旅は当てはまるだろうか
いや 行為がくだらないのではなく その人間自体がくだらないのだ
俺は人のことを馬鹿にできるほど偉いのだろうか
いや 自分との対比ではなく 絶対的な基準があったのだ
ビジョンだ
理想と言い換えてもいいが 夢と言い換えるほどではない
くだらない起業家が、投資家が、有名人が、成功しているのを見るたびに、墓場一の金持ちになることに何の意味があると思っていた…。ビジョンは個人的なことでも、家庭的なことでも良いのだが、富と少しばかりの地位を持つならばそれらはある程度満たされていることだろう。…そういう残念なビジョンのない起業家がいたら、1つ良いアイディアがある…
— 死んだら古墳かピラミッドを建てることをビジョンにすることだ。
(終)

![マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則 マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則](https://m.media-amazon.com/images/I/41AY8WEF74L._SL500_.jpg)
![ユリウス・カエサル ルビコン以前──ローマ人の物語[電子版]IV ユリウス・カエサル ルビコン以前──ローマ人の物語[電子版]IV](https://m.media-amazon.com/images/I/51SrYyL386L._SL500_.jpg)
![ユリウス・カエサル ルビコン以後──ローマ人の物語[電子版]V ユリウス・カエサル ルビコン以後──ローマ人の物語[電子版]V](https://m.media-amazon.com/images/I/51NiHVkHVnL._SL500_.jpg)